ISO の OSI、って回文みたいですけど

ISO は、国際標準化機構、OSI は、オープン・システム・インターコネクション、まあ、ネットワークを接続するための標準規格のようなものです。

これ、ネットワークの接続を七層の階層構造に分け、それぞれの層の仕様を決めたものです。例えば、最下層は「物理層」といい、コネクタやケーブルの規格を定めています。その上が信号の規格で、更に上に行くとパケットの構造や符号化などなどの規格が定められています。

なんで、それぞれの層毎に規格を定めるかといえば、例えば、物理層として、LAN ケーブルの規格や光ケーブルの規格を定めておけば、インターネットプロトコルの規格は、ケーブルの部分を気にせずに決めることができるからです。問題を分けることができれば、分けて考えた方が、問題はより容易に解決されます。

使う立場でも、具体的な接続への対応はパソコンのOS部分でカバーしますので、ハードウエア構成を気にせずにソフトを作り、使うことができます。

ホームページのSF,レイヤ7という題も、実はこのモデルをヒントにして付けたンですよ。レベル6というSFや、レベル7というミステリーは過去にありましたけど、レベルよりもレイヤの方が、今日的な雰囲気がするでしょう。

C.Malamud 著「インターネット縦横無尽」(共立出版 1994)は、この七層の上に、更に三層あると書いています。その三層は、「財政」「政治」「宗教」です。まあ、財政というのはジョークに近いような気がしますし、政治と宗教を別々の層にするのもおかしいような気がしますが、これらをまとめた「文化・常識」も、コミュニケーションに欠かせない要素ですね。特殊な文化に固有のプロトコルは、文化を同じくする人たちの間のコミュニケーションにしかつかえませんが、あらゆる文化に共通するプロトコル、普遍的プロトコルは、あらゆる人達の間で、コミュニケーションを可能とするのです。