イラク侵攻が日本を直撃って、いまごろ気がついても、、、

ブッシュのイラク侵攻、他所の話だと、多くの日本人が考えていたようですね。しかし、ここへ来て、平均株価が8千円を割り込むと、企業の決算に問題が起こり、われわれの生活にも、深刻な影響を与えそうだと心配する声が高まってきました。

原油の供給はどうなるのでしょうか。原油の価格が高騰すると、消費者物価全体に影響します。かつてのオイルショックの再来ですね。インフレがやってきます。

経済界には、インフレを期待する人たちも多いのですが、そこで期待されているインフレは、土地などの、企業が抱え込んで値下がりした不良資産の値段が上がることです。しかし、石油の値上がりで、地価まで上がるかどうかは疑問です。

消費者物価指数が大きく上がると、インフレ退治をせざるを得ず、金利引き上げが議論されるでしょう。そうしないと、年金生活者が悲鳴を上げます。しかし、いま金利を上げると、多額の借金を抱えた、経営不振の企業経営を難しくします。おまけに、国債の価格が暴落し、金融機関は多額の評価損を抱えることになります。

ブッシュを支持する国連の決議が得られないままイラク侵攻ということになると、小泉さんも米国への協力が難しくなります。無理強いすれば、与党連合が分裂しそうです。

イラク侵攻は、多大な困難を日本にもたらします。かといって、ここで何を言っても、ブッシュは自分の考えを変えようとはしないでしょう。

日本にとって、唯一できる、困難を回避する策は、フセインに亡命してもらうことです。フセインにも納得できる臨時政府をイラクに樹立して、フセインと、現政権の首脳部は、どこか安全な他国に避難してもらう。その後、国連の監視下で、選挙を行い、新しい政府を決めるのです。

そうすれば、米国は攻撃する理由を失います。フセインは、多分、イラク国民の大多数が支持していると信じているでしょうから、自由な選挙を行えば、親フセイン政権が樹立できると考えるでしょう。フセインが心配するのは、選挙に米国が不正な干渉を加えることでしょう。そこに日本の出番があります。イラクにおける公正な選挙を、日本が主導して行うことです。

このための、道具や人員を日本政府が派遣します。もちろんこれには多額のお金がかかると思いますけど、このままイラク攻撃が始まって、日本が受ける損害に比べれば、微々たる額のはずです。そのうえ、日本が、アラブと世界の信頼と尊敬を得る機会にもなるはずです。

こんなうまい手を、なぜ打とうと考えないのでしょうかね。