知的所有権で所有されるモノって

知的所有権で所有されるモノって何でしょうか?

所有権といえば、大抵は、何らかのモノを所有しますよね。パソコンだとか、デジカメだとか、洋服だとか、不動産だとか、、、

では、知的所有権で所有するものって、何だかわかります? 「権利」? はずれです。そりゃ「所有権」そのものですよ~!

正解は「無体物」です。ムタイブツ~!? 何でしょうかね。

普通の所有権が所有の対象とするものを「有体物」といいまして、形のあるものとして、物理的実体として存在するものを所有の対象とします。

パソコンにしろ、デジカメにしろ、形があり、重さがあり、触ることもできるし、上に投げれば落ちてくるし、要は物理的な存在なんですね。

しかし、発明されたアイデアや、漫画の内容は、本とか、ビデオテープとか、発明の場合はその発明を応用して作られた製品といった、物理的な実体に「固定」されている場合も多いのですが、その価値は、物理的な実体にあるのではなく、そこに表現されたアイデアそのものなんですね。つまり、漫画であれば、雑誌に印刷されることもあれば、単行本になることもあれば、アニメにもなる。さまざまな出版、流通の形態を超えて、例えば、名探偵コナンは同じ漫画でして、そこに表現された名探偵コナンの物語、絵、せりふ、などなどが、所有権の対象になるのです。

このような無体物の価値、社会的にも認められているし、法律でも無体物に対する権利を保護しています。だから、漫画家も出版社も、儲けることができるんですねえ。

インクのしみだからといって、そうそう軽い存在ではない、場合によっては、そこに表現された物語こそが、物理的な実体をはるかに上回る価値があるってこと。こいつは、けっこう、大事なことかもしれない。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です