学校で教えるべきこと、その1:数理系

教育について、イロイロ書いてしまいましたので、理想のカリキュラムについて、簡単にまとめておきましょう。

まず、不要なものは、中途半端に専門的な知識。数理系科目についてみても、数学は、買い物が出来て、家計簿が付けられて、金利の計算が出来れば十分。幾何の証明や複雑な式の解き方、覚えて、生徒、なんの役に立つのでしょう。理科は、長さ、重さの量り方、火の起こし方、お湯の沸かし方くらいは覚えて損はないけれど、太古の地層の読み方とか、運動の法則など、いちいち考えて生活する人は少ない。太陽系の惑星の名前など、宇宙船を操縦する羽目になってから覚えればよいこと。現状、まるで、学者になり損ねた教師の自己満足のため、みたいなカリキュラムですね。

もちろん、将来の科学技術を担う人間を作るのも学校教育の役目。どういう学問があって、どういうことをやっているのかを知ることは必要でしょう。でも、暗記する必要はない。本を読んで、理解できれば良いのですね。

一夜一夜に一見ごろ、なんて虚しい(0.6741)数字、そんなもの、電卓叩けば一発で出てくるんですからね。そりゃあ、電卓、無人島に流されたときには使えないかもしれないけれど、そんな状況下でルート2の値が必要になるとも思えません。

結局のところ、試験は、ノート、教科書、参考書、何でも持ち込み可とする、試験の範囲は授業の範囲内、但し、応用問題はアリ、ということにすれば、知識の丸暗記という無駄は、なくなるのですねえ。試験問題作成者の能力が問われる、という問題を抱える教員は、出るかも知れないが、、、

現在教育の場で行われている、つまらない雑知識の暗記よりも、科学とは何か、どういう条件が揃えば科学的に正しいといえるのか、ということを覚えなくちゃいけません。それがわからない人が多いから、オウム真理教みたいなのに、科学者の卵が、ころりと引っかかる。

空飛ぶ円盤が実在するというのも、空飛ぶ円盤なんかあるわけないじゃん、というのも、同じように、どちらも科学的な見解ではありません。空飛ぶ円盤があるかないかは、わからない、というのが科学的には正しい。あ、UFOは存在しますよ。UFOはアンデファインド・フライング・オブジェクト、つまり、未確認飛行物体の意味。なんだかわからないものが空を飛んでいた、というのは、別に不思議なことでもなんでもない。

科学的に正しいといえるのは、(いろいろな考え方があるでしょうけど)ポパーの言う反証可能性、つまり、その事実が再現されて、誰でも正しいと確認できることが必要でしょう。

空飛ぶ円盤の実在、であれば、東京湾上空に円盤発見という報を受けて、マスコミやら、海上保安庁が現場に向かったら、確かにそこに円盤が着水して、中から宇宙人が出てきた、なんてときに、円盤の存在は立証されるわけです。

もちろん、それがいたずらでないことの確認は必要なわけで、どこぞのテレビ局が「宇宙人」と専属契約を結んで、隔離しちゃったりすると、科学的な立証は難しくなるかもしれませんね。ま、それは余計な心配ですが、さっきまで飛んでいたけど、どこかに飛んでっちゃった、というのでは、UFO、未確認飛行物体の域を出ないのですねえ。

なんか、カップ焼きそばが食べたくなってきた、、、長くなってしまったことだし、続きはまた今度ということにしましょう。

本日のクイズ:「マニフェスト」、正しい綴りと意味は、どっち?
1) manifesto: 宣言。例:the Communist Manifesto(共産党宣言)
2) manifest: 積荷目録、乗客名簿

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