開放的信頼社会について

経済新聞、毎日読んでいるのは、株式投資なんぞしているから、でも、いろいろと、面白い記事もあるんですよ。儲け話、以外にね。

今日の日本経済新聞29面、「開放的な『信頼社会を』」と題する論文、なかなか面白いです。以下、簡単に纏めてみますと、、、

・閉鎖的社会においては、「悪い評判」の負の効果が背信行為を抑制する効果を持つ。

・解放的な社会においては、「良い評判」が人々の「呼び込み」を引き起こす。

な~るほど。面白い考え方ですね。で、合っているような気もする。つまり、メンバーが固定された集団においては、悪さをした奴が排除される。だけど、インターネットみたいな、誰でも参加できる場所では、怪しげなメッセージは無視されるだけ。信頼できるメッセージを発信する人が多くの人に信頼され、そのメッセージが意味を持つことになる、ってわけですね。

この理論に従うと、ハンドルネーム、大事にしなくちゃいけません。そのハンドルで、人々はアナタのメッセージを識別している。それが役に立つものか、信頼できるものか、なんてことをね。で、意味があると思ったら、それは、そのハンドルの信頼が高まるんですね。

いかに人々に信頼されるハンドルを確立するか、それがネット社会における、重大事、なんですね。

これ、ブランドイメージにも近い概念です。ブランド、消費者の信頼を得て、そのブランドの商品が良い値で売れる。しかし、一旦、ブランドに傷がつくと、その商品、そっぽを向かれる。一昔前の雪印、最近の三菱、って自動車なんだけど、他の三菱ブランドにも傷がつきましたね。一旦確立したブランド、ないしハンドルの信頼感、傷がつけば、信頼は一気に失われる。

これは閉鎖的社会の「悪い評判」と同じなんですね。なるほど、ブランドの確立、これ、匿名性を失わせる効果があるんですね。で、非匿名社会、マイナスイメージが大きな効果を持つようになるわけです。なかなか面白いダイナミズムがありますねえ。今度研究しよう、、、