イラクでの日本人誘拐の波紋

このニュースが大きく報道されて、本日の東京市場は大きな下げとなりました。で、ヤフーファイナンスのボード、例えば、ソフトバンクなどを見ると、この3人に対して、怒り心頭に発している人が目に付きますね。まあ、この人たちがイラクなんぞに行きさえしなければ、誘拐事件も起こらないし、株価が下がることもなかった、と、まあそれは事実なんですけどね。しかしここでこの3人に怒ってみたところで、何も良いこと、ないんですね。

もちろん危ない所に出かけた人たち、それなりの責任というものがあるのでしょうが、それは個人の責任。人道支援、個人レベルでやるのも悪いことではありません。悪いのはテロリストに違いなく、それ以外の人たちを非難した所で、仕方がないでしょう。今のイラク、個人が出かけるには、危険すぎる場所だと、個人的には思いますが、、、ここは、日本政府、米軍などの救出活動を見守るしかありません。

しかし、今日の下げは、過剰反応という気がしないでもない。3人の日本人が生命の危機にさらされていることは、痛ましい事件には違いないのですが、日本で事故や犯罪の犠牲になる人、無数にいます。殺人事件のニュースを目にしない日はない、といっても良いくらいですね。日本国内でテロが横行するようになったら大問題ですけど、今回の事件、起こった場所はイラク、ここは元々この手の事件には事欠かない場所です。極端な言い方をすれば、いまさら驚くような話でもない。

この事件をきっかけに、イラクの泥沼化が始まるならば、これは悪いニュースです。しかし、イラクの泥沼化、これまでもそうであったし、こんな事件で急に悪化するものでもない。あとは、日本、アメリカの政治の不安定化が経済にもたらすマイナス、しかしこれも、これまでも不安定だったし、これからもさほど変わらないと思うのですね。

結論を言えば、今回の事件、本来は経済にさほど影響のあるものではない。市場関係者のキモを冷やしたのは、新聞の第一面の活字の大きさだったんじゃないかな?

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