ニューヨーク版、風が吹けば桶屋が儲かる

昨日の東京市場、日経平均株価が300円近い下げを演じました。近頃にない大幅な下げ、まあ、理由はいろいろあるのですが。

・イラクの人質事件、なかなか解決しないどころか、人質、増えちゃった。
・このところの日本株、上げが急すぎたので、利益確定の売りが増えた。
・ニューヨークの株が下がったので、日本も下げた。

最初の理由、「地政学的リスク」なんて言って、判ったような気になるけど、実際のところ、何の説明にもなりませんね。イラクの人質と日本の景気、あまり関係ないと思うんですよねえ。日本でだって、犯罪で何人も死んでいる。そっちの方が日本社会には、よほど問題だと思うのですが、、、やはり世上の注目を集めているイラク、何かが起これば話題になる、ということかな?

2番目の理由、「調整」なんていうんですが、テクニカル分析、株価が、その移動平均、たとえば25日前までの株価を平均した値、に対して上の方に外れていると、たとえば、10%以上高かったりすると、乖離が大きいね、なんていいながら、売り注文を出すんですが、そんなことが昨日起こったと。でも、この乖離、数日前から、でかかった。

そうなると3番目の理由、アメリカの株安が、今回の下げの直接のきっかけ、ということになるのでしょうが、これがどうにもおかしな話なんですね。

昨日のニューヨーク・ストック・エクスチェンジ(NYSE)、景気の回復を示す指標が発表されたので、株価が下がった! 普通に考えればおかしな話なんですね。景気よくなりゃ株価は上がるのが普通。

で、その理由は、景気が回復すると、低金利政策が終わりになる、金利が上がると企業は損する、株式投資は損になる、ならば株は売り、と。

この論理、一つ一つの話は合っているのですが、全部まとめるとおかしい。風が吹けば桶屋が儲かる、この話と、ほとんど同じ話なんですねえ。

ひょっとすると今回の下げ、千載一遇の、買いのチャンス、だったかも、、、

あ、これ、過去形であることに注意。本日の東京、多分、大幅な上げ。イラクの人質3人解放、おめでとうございます。本人、家族、だけじゃなくて、株を扱う多くの人にもグッドニュース。追加の二人が残っているのが問題ですが、、、

しかし、危険なとこには行くなとの、政府のメッセージ、説得力がありますね。自衛隊の派遣に反対なら、子供のイラク行きも止めるべき。なるほどぉ。