自己責任論批判、日本でも騒がしくなってきましたね

事件発生直後は、人質を非難する言動がないことに、さすがは小泉さんと感心してたのだけど、その後つまらない自己責任論を言い出して、小泉さん、男を下げてしまいました。

日本政府が百万少々の金を回収したのですが、その反面失った信用失墜、コレは大きい。大体、お金を回収するにしても、こんな大騒ぎをすることないはずですから、ことは、お金の問題ではなく、人質に対する政府の非難であると解すべきでしょう。

基本的に、自己責任とは、政府の命により派遣されたヒトじゃない、ってことですね。つまり、政府の指示によりイラクに派遣されたヒト、大使館員とか自衛隊とか、これは、何かあったら、政府が責任を負う。死んだりしたら、賠償する。でも、そうじゃない人たち、自己責任、死んだところで政府は賠償しない。

でも、人質になった人たち、だれも、政府の命令で行った、なんて思っちゃいない。自己責任、人質の人たちも、わかりきっている話、なんですねえ、、、

でも、自己責任論のおかしな展開はちょっと違う。人質事件が起こって、救出の為に政府が動いた、大変だった、コレに使われた税金、どうしてくれる、と、、、

コレはおかしな話。邦人が海外で事件に巻き込まれる、コレを何とかするのが政府の仕事、それをしたくないと文句を言う。役人根性丸出しで、判らないことではないですけど、ものすごくみっともない話なんですよ。少なくとも、隠さなくちゃいけない。

渡航危険情報、コレは意味があります。つまり、参考にする意味がね。でも、コレは、あくまで情報、渡航禁止の法律じゃない。だから、行くのは勝手、なんですね。行くこと自体、責められるものじゃない。

むしろ、自分の責任で危険を冒して世界を歩く人たち、日本にとって、貴重な人たちなんですね。政府も、この人たちの価値を認め、話を聞くようにしなくちゃいけない。商社の駐在員などから情報を得るなんて行為、多分今でもやってるはず、イラクの民間人からの情報、コレは貴重なものであるはずです。

ま、有益な情報も多々聞けるでしょうが、きっと耳の痛い話がたくさん出ることでしょう。そんな話に耳を傾けるのも、大事なことなんですね。負の情報もトップに伝わる、そんな組織が、激動の時代を生き抜く組織なんですね。

その反対、イエスマンに囲まれたトップの指揮する組織、理解しがたい不祥事を起こす例も多いのですが、そんなことがなくても、多くの場合、変化に対応できず、低迷するんですね。日本がそれじゃ、困ります。