さて、今の諸宗教の問題点は

さて、今の諸宗教の問題点、それは、絶対正しい、と主張すること。所詮は有限な脳細胞しか持たない、ヒトの考えること、間違いをしでかす可能性は、常にあるのですね。というよりも、間違いのないヒトの方が珍しい。多分、そんなヒトはいない。

完全で間違いをしでかさない神を信じるのは良いのですが、神の声を誤解する可能性は、常に、念頭においておかなくちゃいけない。バチカンも、過去の誤りを認めたのですね。天動説とか、、、これ、火あぶりになった人もいるわけですから、大変な大間違いですね。

日本の宗教、特に仏教は、この100年ばかりというもの、反省のしっぱなし。明治維新で、仏教から神道に、宗教の主流が移ってしまった。太平洋戦争が始まると、特に肩身が狭くなったのですね。で、戦争に協力する方向を打ち出した仏教家も多い。それを戦後また反省するわけです。でも、こういう、反省する態度、好感が持てます。

元々、仏教は宗教というよりも哲学、それを庶民に判りやすく教える段階で、世俗的な宗教になってしまったように思えるのですね。

宗教的対立が世界に暗い影を落としている今、全ての宗教家は、初心に帰る必要があるのではないかと思うのですね。布教の過程で行われた様々なセールストーク、これは、人心を惑わす。おまけに、自然科学と対立して、宗教の信頼性すら危うくしてしまうのですね。

神は自然なヒトの心に宿るものであって、組織に宿るものではない。でも、宗教は組織化される。で、組織の利害が布教行為そのものに影響を与える。長い間には、その宗教の初期の考えから、だんだんとずれてきているのですね。

ときに教団を離れて荒野を彷徨う宗教家が現れます。もしかするとこのヒトたち、組織の問題に気付いたのかもしれない。ネットの世界、組織の呪縛を離れた、荒野に近い世界、宗教的な考察をするのにも、ふさわしい世界なのかもしれませんね。