ライブドアに関して

ライブドアの株価は、着々と300に接近中でして、明日あたりには、300切りそうです。これは、信用買いが多く、投げが出始めれば、大きく下げる可能性もあるのですね。いずれにせよ、リーマンの転換価格が決まるのは、水曜日以降の株価ですから、明日までは手出しは無用。多分、木曜日が勝負、ということになるのでしょう。


ライブドアに関して、掲示板に書かれたご意見に、ここで一言述べさせていただきます。

この件、ホリエモンが好きか嫌いか、という文脈で語られることが多いのですが、投資家にとっては、社長がいやな奴でもかまわない、要は、儲ければよいのですね。(ちなみに、私は堀江社長はキライです。付き合いたくないタイプ、なのですね)

もちろん、他人に不快感を与える、というのは、社長にはマイナスの特性なのですが、ニッポン放送株をめぐるこれまでの経緯は、ライブドアに対してフジ側が敗退したわけで、少なくとも、ニッポン放送やフジテレビの経営陣よりはマトモ、ということになります。社長に対する好悪感などを重視してしまうと、この動き、先は読めないでしょう。

私がライブドアに対して考えていることは、まず第一に、投資の機会である、ということ。これはギャンブルでして、プレーヤーが汚かろうと関係ない。儲かりゃ良い、のですね。

もう一つ、以前から感じている問題は、今のテレビ、あまりにもくだらない。有害無益、とまでは言いませんが、日本人を駄目にする存在である、まあ、マトモな番組もあるのですが、マイナス面が強すぎると思っているのですね。

電波を使う放送は、許認可を役所が握っており、NHKは政府を無視できないし、民放はスポンサーを無視できない。その言論には、自ずと枠を嵌められておりまして、ジャーナリズムとして、その存在基盤自体に、致命的な欠陥を抱えている。その上、許認可の壁に守られた業界、既得権にしがみつき、文化が廃頽するのは世の常なのですね。

もちろんこれ、ホリエモンにやらせれば良くなるか、といえばはなはだ疑問でして、かのコンテンツのくだらなさは、今のマスコミと良い勝負かもしれません。でも、今回の騒動で投じられた一石、これは、テレビ局が己を反省し、変化が始まる一つのきっかけとなってくれるのではないか、まあ、そんな期待もあるのですね。

もう一つの問題は、この件をめぐる論評。私は少々、あきれ果てているのですね。

インターネットの登場で、メディアの世界に一大変化が起こりつつあることは、コミュニケーションを研究する人々の間では以前から常識となっておりまして、その変化は、グーテンベルグの印刷術にも匹敵すると考えられているのですね。

そういった時代背景を押さえずして今回の事件を語る、そんなマスコミ関係者にも評論家たちにも、あまりにも無教養であるとしか言いようがありません。

ネットの対応は以前から考えています。などと平気で語る経営者がいるのですが、ネットの本質は、ゲートキーパーの不在。その問題をきちんと分析している人、果たして何人いるのでしょうか。これに言及したのは、堀江社長、だけかも知れぬ、、、

私が以前お付き合いしていたベンチャーの社長さんが次のように語っていました。「世の中に馬鹿が多いことに腹を立てちゃいけませんよ。馬鹿が多いから、大して賢くない私でも、こんな会社で儲けていられるのですからね」もちろんこれは、その社長さんのご謙遜。でも、真理であることも、また事実なんですね。

ここは、つまらぬ感情にとらわれず、きっちり稼がせていただきます。