失敗に終わった北朝鮮の核実験

北朝鮮の核実験に関しては、脱北研究者の証言が出ております。やはり失敗の公算が高いですね。まあしかし、非効率な核爆弾でも、核爆弾には違いありませんから注意が必要。通常の爆弾よりは破壊力がありますし、放射性物質も撒き散らします。

これを人口密集地帯に落とされたりいたしますと、関西淡路大震災なり、NYの貿易センタービル程度の被害は発生するはずで、大問題であることには変わりありません。この先、失敗説が有力になると思いますが、この点だけは忘れないようにしていただきたい、と思います。

ちなみに、長崎で炸裂いたしましたプルトニウム爆弾は、約1kgのプルトニウムが反応して、TNT火薬換算20,000トンの破壊力を生じたということ。今回の破壊力は、500トン程度、ということですから、この40分の1、まず、25gのプルトニウムが反応した、といったところでしょう。

プルトニウム爆弾を作りますには、最低でも10 kgのプルトニウムが必要ですから、今回の北朝鮮の核実験におきまして、反応に寄与したプルトニウムは、使われましたプルトニウム中の、わずかに0.25%。これでは失敗といわれても仕方ありません。

なお、プルトニウム10 kgで核反応を起こすためには、脂肪に代表される中性子反射材料をうまく配置することが必要なのですが、火薬との関係で、その設計にはノウハウが必要なのですね。ま、多分、北朝鮮にはそんな小細工は無理。通常のクリティカルマスであります、プルトニウム16 kg以上を使用したのではないでしょうか。非効率さ、ここに極まれり、です。

とはいえ、1 kgの反応で都市ひとつを壊滅状態に陥れる核爆弾ですから、25 gでも馬鹿にしたものではありません。文字通りの、気違いに刃物、という状況に変わりはないのですね。

ま、プルトニウム爆弾を日本に作らせれば、几帳面な民族性ゆえ、使いましたプルトニウムの30%から50%は確実に反応させることでしょう。おまけに、中にトリチウム(三重水素)を入れておけば、破壊力は一桁以上跳ね上がります。これ、金属リチウムがあれば原子炉で簡単に作れるのですね。で、金属リチウムは、今の日本には腐るほど(燃やすほど? おーい、ソニーさん、、、)ある。

ま、こいつを落とせば、ピョンヤンは瞬時に蒸発することでしょう。で、これを1ダースも使わせていただけば、金正日の逃げ場を、確実に絶つことができるでしょう。さて、どういたしますか?

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