猛暑の日には、読書三昧、です

本日の目的は「科学哲学」。その背景と顛末につきまして、本日は簡単にご紹介しておきましょう。

そもそもの始まりは、少し前のこのブログで、「知り得ないことは語り得ない」を物理学の原理に据えることで、観測問題は片付く、と書いたのですが、この量子力学の難問が、片隅の素人にそうそう簡単に解決できるわけがありません。

まあ、そういうことをきちんと理解しているだけ、私はただの素人ではない、というわけなのですが、この手の難問は、過去に多くの賢人がさまざまなアプローチを試みておりまして、素人が簡単に気がつくことは、たいてい他の人が気付いておりまして、それでもなお、今日難問として残っている理由は、その着想がすでに否定されているから、という背景が最もありそうなことなのですね。

しかし、今回のアプローチは、量子力学的アプローチではない、科学の基盤から作り直そう、というアプローチでして、そういう意味からは、物理学の本道を外れております。とはいえ、この手のアプローチも一つの学問領域でして、「科学哲学」という学問領域が確固として存在しておりまして、科学哲学学会まで存在します。

この学会が出しております雑誌科学哲学量子力学と物理的実在という特集号を1994年に出しておりまして、まずこのあたりをチェックいたしませんと、私のアイデアにどの程度のオリジナリティがあるのか、わからないのですね。

さて、雑誌を読もうとするならば、Webcatで調べるのがいちばん簡単で、こんな具合に出力され、どの図書室に雑誌があるか判ります。

大学の図書館、所属している人が使えることはもちろんですが、卒業生も使えますし、多くの図書館では、一般の研究者も使うことができます。

最近の状況はよくわかりませんが、東京大学だと本郷・駒場の中央図書館は少々うるさいのですが、同じ東大でも、教育学部の図書室や各学部独自の図書室はさほどうるさくなく、身分証明書があれば社会人でも利用可能。特に本郷中央図書館の裏手4階(?)にあります社会情報研究所(旧新聞研究所)の図書室は、コミュニケーションがらみの図書が充実しておりまして、私は重宝しております。

ちなみにこの図書室、手塚治虫著「0マン」の初期の版(分厚い表紙の大判のもの)が揃っておりまして、私は堪能させていただいたのですが、ある日を境に見かけなくなりました。まさか、あの稀覯本(きこうぼん)、処分してしまったのではないでしょうね。捨てるなら、私が欲しい、、、(たぶん、相当な値打ちものだと思いますよ。)

理工学系の雑誌が充実しているのが東工大でして、こちらは一般の研究者(つまりは、何かを調べようという人)も利用可能。開架式ですので、好きな雑誌を手にとって読めるという、大変にありがたい図書館です。ま、私はどちらの大学も卒業生ですので、ややこしい手続きなしで入れるのがありがたいのですが、、、

その他の図書館でお奨めは、都立中央図書館。東京広尾の有栖川記念公園の一角という絶妙のロケーションにありますこの図書館は、雑誌は開架式ではないのですが、雰囲気は抜群。帰りのショッピングやお食事も楽しみな図書館ではあります。ここは、東京ローカルの書籍と、著作権法に関する図書が充実しているのですが、その他はどうでしょうか。

近代日本史の貴重な資料、風俗画報を、以前ここで調べたことがありますが、あらあら、なんと東工大の図書室にもあったりするのですね。まあ、完璧、という点では都立中央図書館が上ですが、東工大は開架式、という点で勝っております。

さて、検索の結果、問題の「科学哲学」は、東大の本郷にも駒場にもある、という結果となりました。本郷の中央図書館も雰囲気があってよいのですが、少し古い雑誌は、地下の書庫に収めてありまして、ここは職員とドクターコースの学生しか入れないのですね。

焼き場か納骨堂のような雰囲気の本郷中央図書館の書庫、思想の科学など、ここがかつてのマルクス主義経済学の牙城であったことを髣髴させる、なんとなく良い雰囲気なのですが、入れないなら仕方がない。まあ、伝票を書けば出してきてくれるのですが、時間がかかります。と、いうわけで、本日は駒場図書館を攻めることといたしました。

駒場の図書館、数年前に建て直しておりまして、以前の場所よりも少々渋谷よりに建っております。私が以前利用していたときは、その図書館がぽつねんとあるだけだったのですが、本日まいりますと、生協に囲まれた、なかなか便利な場所に変貌しております。

私が駒場に行きますとき、昼食が毎度の悩みの種。小田急の代々木上原駅のほうに行ったところにありますトンカツ屋のアジフライ定食がお奨めではあるのですが、少々遠いのが難点なのですね。このくそ暑い中、今日の昼飯はどうしてくれようか、というのがここに着きますまでの悩みの種でした。まあ、学食もあるにはあったのですが、なんとなく、餌を食わせるところ、なんて雰囲気がありまして、あまり好きにはなれなかったのですね。

ところが、着いてみれば、えらく小奇麗になりました生協の食堂もあるわ、なんとイタトマまである。と、いうわけで、本日のランチは、イタトマの600円の定食、地中海風パスタにアイスティーのLサイズに決定した、という次第です。

さて、お目当ての「科学哲学」は、ばっちりありました。これには、一応、目を通しまして、必要なものはコピーいたしました。この内容につきましては、この先、熟読いたしまして、面白そうなものがありましたらご紹介いたしましょう。

ついでに、生協の書籍売り場をチェック。ご当地本「アインシュタインレクチャーズ@駒場」をゲット。一般相対性理論を、さらっ、と紹介しておりますなかなかに意欲的な一冊です。同書は、2005年に行われました教養学部の人を対象にしたレクチャーから起こした本ですので、高校の物理や数学を修めた方なら、一応、理解することも不可能ではないわけでもない一冊。ま、チャレンジすることはむだではない、と思います。

さて、駒場とくれば渋谷。と、いうわけで、渋谷によって大盛堂をチェック、しようとしたのですが、ありませんね。いつの間にやら渋谷の大盛堂、廃業しております。仕方がないので、猛暑の中、神保町に回ったのですが、三省堂はお休み。電気系統の検査、というのですが、エスカレータ、でしょうかね? ま、神保町、他に本屋がないわけではありません。猛暑の中を本屋めぐり三昧、まあ、あまり嬉しくもない午後を過ごしてきた、というわけです。

獲物のご紹介につきましては、また稿を改めていたしたいと思います。