わけわかのお話の続き

以前のこのブログに書きましたへんてこなお話ですが、読み返しているうちに構想が広がってまいりました。もったいないのでここに書いておくことにいたします。

宮崎のどかみたいな雰囲気の本好きの少女(緑河麻美:ミドリカワ・アサミ、とでもしておきましょう。友人にはマミーとか、マミマミ、と呼ばれているのですね)がある日図書室で太古の哲学者の怨念に取り付かれてしまいます。その哲学者、名をカントといい、男尊女卑の申し子にして定言命法を振り回す頑固者。

今日の世界によみがえったその理由は、世界を覆うプラグマティズム、なかんずく、ネオリベと戦うため。こいつにできることは、頭の中に語りかけること、ホストの体をむりやり動かすこと、近くの物体を手も触れずに動かすこと、などなど。

しかしその超自然的存在は、地球重力の異常なゆがみの為、NASAの知るところとなります。襲い掛かる、マトリックス風の人々と、医師、弁護士、アナリスト、科学者、、、

一方、図書室では、他の生徒達も次々と古代から近世の哲学者に取り付かれる、というわけですね。ま、ソクラテス(曽蔵)、デカルト(大戸)、フッサール(福生=フッサ)、ニーチェ(仁科)、あたりが面白そうです。ちなみに、ソクラテス曽蔵とデカルト大戸は、体力馬鹿、フッサール福生はガリ勉のネクラ、ニーチェ仁科は引きこもり気味の不良少年、が取り付かれるしかありません。

なぜこんなことが学校の図書室で起こってしまったか、といえば、それは「特異点」の一言で片付けましょう。この世界は因果の連鎖で成り立っているのだが、連鎖が異常にねじれたとき、そこ特異点が生じる、とかいっておけば、まあ、善良な少年少女は騙されてくれるでしょう。

敵役は、プラトン(金子)、かな? これ、花形満、みたいな奴。でも、ソクラテス曽蔵を尊敬しているのですね。ぜんぜんタイプが違うのに。当然、それぞれのキャラに心を寄せる女子キャラがいなくてはいけません。あ、ソクラテス曽蔵は女子キャラがよいかも、、、だからプラトン金子はこいつに心を寄せていたのだ。H!

プラトン金子は、政治的な陰謀が大好きな人間。まあ、素は、生徒会長にでもしておきましょうかね。オールAの成績で、スポーツも万能。しかし、常にそうであることを要求する家庭の事情が少々重荷でもあります。で、彼に接近するのが機関。これ、マトリックス風の人々の総元締めで、プラトン金子の父(金子グループ会長)経由でプラトン金子に依頼が来る。つまりは、超常現象の実態を探れ、というわけです。

プラトン金子の取り巻きも少々用意する必要があるでしょう。でもこれは雑魚キャラ。特に哲学者が取り付く必要はありません。

さて、哲学者に取り付かれた人々ですが、元々の生徒が、それっぽいキャラをしているため、主人公の生徒(“カントはマミー”の面倒を見ることになる)にはさほど違和感がないところが面白いのですね。お話の中では、彼一人がまとも。で、彼は、マミーだけがおかしくなった、と思っているところが面白い。実は、ヘンな人達は大勢いるのですけど、、、で、そいつらは、裏でつながっている。

この主人公をどのように出すかが問題ですが、安直な手は、幼馴染。ま、家が近くで、幼稚園から同じクラス、なんてのが判り易い話です。主人公は、その常として、頼りない存在。スポーツも駄目なら、勉強も苦手。まあ、なにか得意技がなければなりませんけど、さしあたりは、細かいことが気づきやすい、ということにしておきましょう。幼稚園時代に当人同士で結婚の約束をしていた、なんて設定もありですね。それを双方が意識しているのだが、相手は忘れているだろう、と双方が考えている、なんて設定もありがちかな?

まあ、カントとソクラテスは話が合うでしょう。なにぶん、不可知論のカントと無知の知のソクラテスですから。ソクラテスに取り付かれた少女が「お主、なかなかわかっておるではないか」などと語りかけますと、「こんなところで貴様と話が出来るとは、望外の幸せであるぞ」などと、カントに取り付かれた少女がわけのわからないことを言うのですね。あ、これ、同性のキャラにしなくてはいけませんから、双方女性で決まりですね。

一人、哲学者ではない人物を登場させましょう。その名は「アルキビアデス」。取り付かれたのは吉備の拓也、生まれも育ちも良い美少年にして頭の切れも超一流。正義感に燃える行動の人でもあるのですね。で、実はソクラテス曽蔵に心を寄せている。

ただ、アルキビ拓也、お育ちが良いものだから、女性に対しては距離を置いているのですね。で、ソクラテス曽蔵もアルキビ拓也に気があるのですが、美少年の取り巻きの一人的、ファンクラブのメンバーのような形になってしまっているのですね。ま、曽蔵に取り付いたソクラテスがそうさせている、ということなのですが、曽蔵は元々、この手の美形男子には興味がない。取り付いたソクラテスがキャーキャー言わせているだけの話です。へんなの。

さて、アルキビ拓也は、当然のことながら、プラトン金子のライバル、ということになります。そして、ソクラテス曽蔵がアルキビ拓也に心を寄せていることを知るプラトン金子は嫉妬に燃え狂うことになるのですね。

で、アルキビ拓也もスポーツマンなのですが、体力的には今一歩。ただし意欲は同等以上で、根性対体力の勝負が展開される、というわけです。まあ、クラブはサッカーとラグビーくらいにしておきましょうか。似て非なるもの、ですからね。

ふうむ、設定だけでかなり複雑になってしまいました。お話をどこから始めるか、がこの先の課題のようですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です