マクロスフロンティア、ひぐらし、、、

まず、マクロスフロンティア第20話Lunar英語字幕版がアップロードされました。

それでは、本日の英語とまいりましょう。

まず“Unfortunately, I'm going to have to annul our engagement, Cathy.”です。“Unfortunately”は「不幸にして」ではなく「残念ながら」、“be going to have to”は「……することにした」です。この慣用句は覚えておいた方が良いと思います。

で、大事なのは“annul”でして、発音は「アナル」ですが、日本人が普通に考えておりますアナルではありませんので念のため。そういう意味にとりますと、大恥をかくことになります。辞書的な意味は、「無効にする、取り消す」でして、上の文章を三島首席補佐官は「残念ながら婚約は破棄させてもらうよ、キャシー」という日本語で語っております。

ここはクレヨンしんちゃんの連想から、「お尻ペンペン」と覚えておきましょう。あ、意味は「取り消し」、ですよ。

で、キャシーのセリフ「こっちから願い下げよ」は“I wouldn't marry you if you begged me!”です。全然単語の対応関係は取れておりませんが、意味は完全に通じております。と、いうより、この日本語を訳すならこの英語しかないわけで、逆にこういう英語が提示されたらキャシーの日本語のセリフに訳さなくちゃいけないのですね。ふーむ、奥が深いですぅ、、、

おとなしくする、冷静になるという意味での“calm down”という言い回しも今回のマクロスで覚えておくべき用語ですね。アルトがランカに言います「お前の歌であいつらをおとなしくさせるんだ」は“Use your singing to calm them down”です。

さて、ランカは「こんなのもう嫌だ」“I can't take this”と泣き崩れるのですが、そのランカをシェリルがひっぱたいてこういうのですね。“Calm down”「落ち着いて」。ここもかなり凄いシーンです。ひっぱたいておいて落ち着けもないような気がしないでもありませんが、、、

「歌うのに気持ちがいるのは良くわかるわ」“I know well that it takes feeling to sing”とシェリルはランカを抱きしめて言います。「要る」は“it takes”ですよ。これも覚えておいた方が良さそうな言い回しですね。これを“need”などと訳してしまっては、非ネイティブの秀才(?)であることがばれてしまいます。

「でもあなたはプロなのよ。できることをなさい。あなたの歌声には力がある。私が望んでも得られない力が。」このシェリルの長いセリフもこの回の重要なセリフですが、英語の言い回しとしてはそれほど面白くもありません。まあ、一応通してご紹介しておきましょう。

“Calm down. I know that it takes feeling to sing. But you're professional. Do what you're able to do. Your singing vois has power. A power what I couldn't have no mater how much I wish for it.” これが通しの英訳です。

ここではpowerへの定冠詞の付き方が微妙ですね。ランカの歌声には力がある、というのはランカの歌声に対する形容であって、シェリルが望む力はロールプレイングゲームの呪文や技を出す能力のようなものの一つとしての力でして、具体的にいえば、バジェラに戦闘を止めさせ、自分の元へと集める力であるわけですね。

また「私が望んでも得られない力」を“A power what I couldn't have no mater how much I wish for it.”と訳すのはなかなかであるのかもしれません。“no matter how much”が「でも」に対応するのですが、これは「いかに私が望もうとも」といった意味の訳でしょう。もちろん、この日本語は駄目ですが、英語はOK。こうすんなり訳すのは、英語の言い回しを覚えておかなければ難しそうですね。“I wish for it”のforの使い方も覚えておきましょうね。

さて、お話は佳境に入りまして、クランクランパワー全開となります。

まずは“Get a grip because it's a time like this.”、クランクランのセリフの「こういうときこそ落ち着け」です。“Get a grip!”が「落ち着け」“it'a time like this”が「こういうとき」ですから、“because”が「こそ」に対応するのですね。

なるほど、「こそ」は「だからこそ」の略であり、「だから」が“because”でそれをイタリックにすることにより「こそ」を形成していると考えますと、この対応関係は、なかなかにうなずけるものがあります。

同じくクランの“Fool, because it's a time like this.” これってクランの口癖なのでしょうかね。セリフは「馬鹿。こんなとき、だからだ」でして、こちらはそれぞれの単語が日本語と対応関係にあります。

ちなみに、Lunarは「馬鹿」を“jerk”と訳す場合が多いのですが、これはオズマのような「体力馬鹿」に対してでして、女心に関して神経が一本抜けておりますミシェルに対して“fool”と使い分けるのは、なかなかのものであるように思います。

ちなみに“idiot”となりますと、抜けている神経は一本ではすみません。“fool”が「愛すべき馬鹿」であるといたしますと“idiot”は「どうしようもない馬鹿」とでもいいましょうか。

馬鹿ついでにもう一つ。大統領暗殺失敗を知ったときの三島補佐官のセリフ「馬鹿な」は“Impossible”です。この「馬鹿」はもちろん人間の知性とは何にも関係なく「馬鹿いってんじゃないよ!」という意味のセリフの省略形でして、今日の通常の言葉で言いますと「ありえなぃ~!」、すなわち“impossible”が妥当ということになります。

で、この後クランは“If you are afraid to die, how can you fall in love !!!”「死ぬのが怖くて、恋ができるかぁ~!!」と叫んでバルキリーに向かってぶっ飛んでいってしまいます。21話の一番の見せ場ですね。唖然とするランカがなかなかに良い雰囲気をかもし出しております。


さて、ひぐらしですが、これまでに鬼隠し編と綿流し編、そしてこれらの「解」に相当します目明し編と罪滅し編を読破いたしました。なんと12冊、けっこう大変ですね。

目明し編と罪滅し編はそれぞれ4巻構成となっておりまして、なぜか第4巻が、双方、出版元での在庫切れとなっております。特に罪滅し編の第4巻は書店在庫もないところが多く、オンラインショップ在庫もいつなくなるかわかりません。スクエアエニックスは再版が遅い、などという書店員の証言もありますので、お手に入れるならお早めに。

さて、鬼隠し編と綿流し編は、同じ舞台、同じ登場人物で二通りのストーリーが展開するもので、罪滅し編が鬼隠し編の、目明し編が綿流し編の裏話、というか、謎解きということになるのですが、通常のミステリーの謎解きとは異なり、真実がなんであったかは最後までわからない仕掛けとなっております。

もっとも、12冊を読んだといいましても、これでもまだ、ひぐらしのコミックの半分程度でして、現段階での私の認識に誤りがあるかもしれないということは、あらかじめお断りしておきます。まあ、先は長いのですが、おそらくこんな調子が最後まで続くのではなかろうかと思わせる内容ではあります。いちおう、この私の判断が正しいものとしてここでは書き進めることといたしましょう。

というわけで、一応鬼隠し編を再読いたしましたが、結局のところ前回の読みを出るものではありません。大石蔵人氏が、奥宮署の刑事である大石氏ではない人物であり、ダム賛成派に対する制裁を継続している、というわけですね。

その唯一の根拠は調書に個人名が書かれたことであり、刑事なら刑事と書くはずだし、「事件との関係を噂されている」などとは書かないはず、ということだけなのですが、「解」には何も出てきませんね、この可能性。

まあ、私が外しているのかも知れないし、作者のミスかも知れないし、別の巻にはちゃんとした解決が書かれているのかもしれません。

とはいえ、このお話、超常現象もあればパラレルワールドもありで、推理するのは非常に難しい事が良くわかりました。もちろん、ハルヒの解決編を推理している私ですから、パラレルワールドや超常現象など、どーってこともないのですが、ひぐらしは情報量が多すぎまして、頭が混乱いたします。

と、いうわけで、どこまでこれを追求するかにつきましては、もう少し考えてみることといたしましょう。


2016.6.12追記

ご注意:ネット上に公開されているマクロスフロンティアは著作権者に無断で公開されているものが大部分であり、本ブログに掲げたURLの相当部分は既にリンク切れとなっております。原作にご興味のある方は、以下のDVDをご手配ください。

1:第1話収録
2:第2, 3, 4話収録
3:第5, 6, 7話収録
4:第8, 9, 10話収録
5:第11, 12, 13話収録
6:第14, 15, 16話収録
7:第17, 18, 19話収録
8:第20, 21, 22話収録
9:第23, 24, 25話収録

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