ハ~イ!マクロスF第22話で英会話、のお時間です

今夜もやってまいりました「マクロスF第22話で英会話」のお時間です。

最初は敵役の会話から。三島新大統領とグレースがデュエットし、裏切りのブルースが始まります。「Either way, we're comming to the turning point. いずれにせよこのあたりが、潮時ね

この英語、直訳すれば、「いずれにせよ、われわれはターニングポイントまでやってきた」というわけですが、日本語のせりふは「このあたりが潮時」です。もちろん意味的には正しいのですが、英語を逆に日本語に訳す場合は、このように訳さなくちゃあいけませんね。ま、Lunarのやっておりますことは逆なのですが、、、

そのころアルト達は、ルカの持ってまいりました新兵器を使用して、バジェラと戦闘中ですが、バジェラは使用された武器の情報を共有して、これに対抗してしまうという厄介な相手です。

ルカは言います。「Please don't let escape no matter what. 絶対に逃がさないでください。」。先週に続きまして“no matter what”(絶対に)が出てまいりました。「I can only jam fold waves within a 100km spherical radius. フォールド波を封じられるのは半径100キロ圏内だけです」。

ここで、“spherical”は「球形の」、“radius”は「半径」なのですが、この部分の単語の並べ方にご注目ください。日本語に直訳すれば「100kmの中、球の半径で」といった感じでしょうか。これを逆に「半径100キロ圏内」などという日本語にすらっと訳せたらたいしたものですね。

マクロスクォーターの食堂では、三人娘がぼやいております。「Geez, I joind to learn about spaceflight. I feel like I'm stuck in a quagmire. もぉ~、私、宇宙工学の勉強をしたくてここに入ったのに、なんだか泥沼にはまっている気がするわよ」「The one in a quagmire is all of Frontier. 泥沼なのはフロンティア全部です」「Isn't there any cheerful news... あ~あ、なんか明るい話は、、、

などと語っているところに、シェリル活動再開のニュースが伝えられます。ここで、“quagmire(クァグマイア)”は「泥沼」とか「窮地」という意味でして、この二つの意味合いが、日本語も英語も、微妙に溶け合っているところがさすがであるように思います。

Chief, a fold wave pattern! 主任、フォールド波形が!」「This is... これは!」ここで「Chief(主任)」と呼ばれたのはなんとルカ。フォールド波の発生源はなんとシェリルです。

You are fantastic today, as usual. 今日も素敵でしたよ」とシェリルに声をかけるのは、あのランカを掘り出した社長さんです。「Sorry to make you go along with my selfishness. Since every last cent is going charity. 悪いわねえ、私の我侭に付き合わせて。チャリティーじゃ一銭も入らないわね」「Song is culture, Culture is love. Your song now have love in them. That's more than enough for me. 歌は文化。文化は愛。今あなたの歌は愛があります。それだけで十分です

“go along with”が付き合う、“every last cent is going charity”は「最後の1セントまでチャリティに行ってしまう」というわけで「チャリティでは1セントにもならない」、“more than enough”はそれだけで充分(それで充分以上)、というわけです。

さて、この社長さん、なかなか良い感じのお方なのですが、なぜか不幸が付いて回るのですね。このたびも黒服黒めがねの男が現れてこういいます。

By order of President Mishima, I've come to collect you. 三島大統領の命でお迎えにあがりました」まあ、ここまでついていない人には、気の毒に思うよりも、なんかおかしくなったりしますね。

大統領府でシェリルの病気について説明するルカにシェリルは言います。「Having fun? ...using all those big words to tell me I'm going to die? 楽しい? おまえは死ぬんだって、わざわざ難しい言葉で説明するの?」「But there is something that becomes possible only after suffering that condition. でも、その状態になったからこそ、はじめて可能になることがあるんです

三島大統領が畳み掛けます。「Just like she who betrayed us, Ranka Lee. われわれを裏切った彼女、ランカリーと同じように」ルカの説明に続き、三島の殺し文句が出ます。「So you will sing for us, won't you? For the sake of humanity. では、歌ってくれますね? われわれ人類のために

こうして、シェリルは自らの価値を再認識いたします。歌うこと、それがシェリルノームの存在の証である、と。

しかしシェリルさん、お~い、自宅は早乙女邸、ですかぁ? いつの間にそんなことになってしまったのでしょう。確かに兄弟子がシェリルをお誘いしたのですが。まあ、「そんなこと、私の勝手でしょ」などという声がシェリルからは返ってきそうですが。

早乙女邸離れの間の障子を開けたシェリル、そこにアルトが立っていることに気づきます。アルトは、シェリルの病気のことを知ってしまったのですね。

そんな甘い話が進行している一方で、オズマとキャッシーは、なにやらメイルを打ちます。海賊旗の旗揚げかな? 当然、アルトの携帯にもそのメッセージは到着するのですが、アルトはシェリルの動きが気にかかります。

You all right now? もう、いいのか?」「And I said I wouldn't sing anymore. Are you shocked? But I didn't have anything but sing, after all. You are the one who made me realize, Alto. I have to at least show appreciation. Thank you. Well, I played hooky here for a long time. It'll still be a while before- もう、歌わない、なんて言ってたのにね。あきれた? でもやっぱり私には、歌しかなかったのよ。それに気づかせてくれたのはあなた、アルトよ。一応、お礼言っておかなきゃね。ありがとう。ま、ずいぶんここでサボっていたからね

この部分では、シェリルは明るく振舞っておりますが、アルトはシェリルの命がもはや長くはないことを知ってしまいました。で、もう歌わなくて良いのだ、などということを言うのですが、シェリルといたしましては、生きた証を残すために歌いたい。で、アルトは最後までシェリルに付き合うことを誓います。

まあ、この部分は、なんとなく良い雰囲気であることは事実です。カメラは池の水面にパンします。(妄想モード、スタート)そこで、揺れる水面を映し、早乙女父と兄弟子がお茶を飲んでいる風景を映し、「おや、地震かな?」「いや、これは違うだろう、あいつも芸に目覚めたようだ」などというのんびりとした会話が挿入されるかと思いきや、以上の光景は全面的に私の妄想でありまして、ストーリーは一転、厳しい話に向かいます。

なんと、マクロスクォーターはフロンティア政府に反旗を翻し海賊となります。一方、政府側につきましたルカとアルトはオズマと敵対することになりまして、オトコとオトコの戦い、という得がたいシーンに突入するのですが、残念ながらお時間となりました。この続きはまたの機会とさせていただきたいと思います。

マクロスF英会話受講者の方々には、この続きにつきましては、次回をお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げる次第です。


2016.6.12追記

ご注意:ネット上に公開されているマクロスフロンティアは著作権者に無断で公開されているものが大部分であり、本ブログに掲げたURLの相当部分は既にリンク切れとなっております。原作にご興味のある方は、以下のDVDをご手配ください。

1:第1話収録
2:第2, 3, 4話収録
3:第5, 6, 7話収録
4:第8, 9, 10話収録
5:第11, 12, 13話収録
6:第14, 15, 16話収録
7:第17, 18, 19話収録
8:第20, 21, 22話収録
9:第23, 24, 25話収録

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