クドリャフカの順番はヴァンデミエールからフロルへ

先日のブログで、ヴァンデミエールの翼を読んでいるのですが、これを読むこととした理由が、米沢穂信氏の「クドリャフカの順番」で登場人物がヴァンデミエールのコスプレをしていたからでした。

クドリャフカの順番、私はハードカバーで読んだのですが、その後文庫版が出ております。で、文庫版のクドリャフカでは、このコスプレが「11人いる!」の「フロル」に変わっております。

確かに、コスプレをするのに「ヴァンデミエール」では、モーニングの愛読者か、さもなければよほど漫画に詳しい人でなければイメージが沸かないような気がいたします。これに比べれば「11人いる!」はかなり人口に膾炙した作品ですので、別冊少女コミック(11人いるの最初の掲載誌)の愛読者でなくとも、イメージが掴みやすいように思われます。

1年ほど前のこのブログで、「ぜんぶ手塚治虫!」をご紹介いたしましたが、これにも手塚治虫と萩尾望都の対談が掲載されており、11人いる!にも言及されております。その中で、最も魅力的なキャラとしてフロルをあげておりますので、確かにヴァンデミエールよりは一般的であるということはできるでしょう。

ま、50歩100歩のような気もしないではありませんが、米沢穂信氏も細かいところにこだわりますね。

11人いる!はアニメにもなり、全世界に配信されております。宣伝版はYouTubeにもありまして、終わりのほうで一人でこちらに走ってくる金髪の女性(実は中性)がフロルです。このアニメ、実はVeohに英語版が全部アップロードされているのですが、少々み難く、あまりお勧めではありません。

なお、このアニメ、DVDは現在品切れ中です。現在販売されているのは実写版ですので、お間違いにならないように。