押し入れの中のミイラ

最近時間が全く取れず、このブログの更新もほとんどなされていないのですが、本日は少しだけ。

まず、ブルームバーグのコラムをお読みください。海外の人が日本の現状をどのようにみているかという、一つの参考にはなるでしょう。

リンク先が消えることも考え、このコラムでのペセック氏の論説の要旨を、以下に何点か引用しておきます。赤字にした部分は、非常にみっともない話です。

ミイラにした遺体は、皮膚と重要な内臓が保全される。これは日本経済の現状にぴったり当てはまるではないか。……日本株式会社の皮膚(形)と重要な内臓(優良企業)を保全するために、日本は世界での地位を犠牲にした。
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問題の1つは日本の旧態依然とした起業環境。もう1つは、革新的な製品を世界の他の部分から切り離された環境で作り出す日本の「ガラパゴス症候群」だ。……キティちゃんは先週、ニューヨーク証券取引所の取引終了のベルを鳴らした。生みの親のサンリオ社の創業50周年を記念してのことだったが、30代半ばの年齢に達したキティちゃんの商品としての寿命は終わりに近づきつつあるのか、国内の売り上げは縮み始めている。世界の中で自らのイメージを変えていけない日本の象徴かもしれない。
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消えた高齢者問題が第二に浮き彫りにするのは、貧困層が増えているという事実。日本人は日本が平等社会だという神話にしがみついているが、……07年の時点で日本人の約6人に1人が貧困層だったというのだ。……遺体を30年間、家の中に放置するという行為は、邪悪というよりも絶望に駆られた行動に思われる。
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第三にあらためて示されたのは、国民の金が無駄にされているということだ。……わたしはかねて、省庁が世界中の国際会議に送り出す下級官僚の数に憤慨していた。彼らは皆、ビジネスクラスに乗り豪華ホテルに泊まる。……東京のわたしの家の前の道路は年に何回も舗装し直される。わたしが見る限り、全く不必要なことだ。いらない橋を建設する公共事業計画を白紙にしようという議論の裏で、今この瞬間にも国中で大量のセメントが工事現場に運び込まれている。
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支出を制限する大胆で真摯(しんし)な取り組みが必要だ。これらの課題を押し入れの中の遺体のように放置しておくことは、もう許されない。