ロックンロール子守唄

本日ご紹介いたしますコンテンツはB.J.ThomasのRock And Roll Lullaby、日本語に訳しますと「ロックンロール子守唄」ということになります。

“Lullaby”が“子守唄”であることが理解できればこの歌詞(日本語訳はこのあたりか)は比較的容易に理解できると思います。つまり、16歳で私を生みおとした母親が、厳しい現実の中でわたしを抱きしめて歌ってくれたのが“ロックンロール子守唄”であるという意味でして、ものがなしい内容ではあります。

BJトーマスは、ヒット曲も数多く出しているのですが、エルビス・プレスリーの陰に隠れて知名度はいま一つ。でもこの曲は、70年ごろのFENで繰り返しかかっていたのですね。

その当時、厚木基地にはベトナムで戦死した若いアメリカ兵の遺体が続々と運び込まれておりまして、そこで流れておりました曲がロックンロールララバイ。ララバイ(子守唄)というよりはレクイエム(鎮魂歌)というほうが適切であるような感じもいたしますが、この場合にはどちらも似たような意味合いではあります。

この曲にはそういう時代が分かちがたく結びついておりまして、これを聞くたびに心の奥底が小さく痛む気がいたします。