ネクタイは部族のシンボル。雑感:ライブドアvs楽天

ライブドアの堀江社長、一部のヒト達には、そのラフなスタイルが嫌われています。さすがに宮城県知事を訪問したときはスーツ姿でしたけど、普段は黒いシャツ姿、公の場で、コレはないでしょう、と言われるのですね。

今の日本の社会、公の世界での標準的なスタイルは地味な背広にネクタイ、どぶねずみ、とも称される、そんな格好で応対しなければ相手に失礼、なんて常識が存在するのですね。でも、よく考えると、合理的理由はない。

特にこのネクタイ、よく考えてみると相当に怪しげな装飾で、あえて意味付けするならば、男性のシンボルを強調する装飾、と言えそう。未開の種族が下腹部に付ける、角みたいな装飾と共通しているのですね。

で、公の場では、それを付けていないと相手に失礼、変な習慣ですね。

とはいえ、そういう習慣、常識がある社会では、それに従うのが摩擦がない、郷に入れば郷に従え、未開の社会では、角を付けるのが正解なんですね。もっとも、郷に従いすぎると、しまいにはその社会と一体化してしまう、それを望まないなら、超えられない一線を意識すべきでしょう。自分を見失わないための、譲れない一線ですね。

堀江氏の一線が、どうやらそのスタイルのあたりにあるのに対し、楽天三木谷氏のほうは郷に従っちゃう、既存の社会、重視する姿勢です。まあ、今の社会もそれほど悪いものじゃない。特にお金があれば。ビジネスが成功してれば、何も、この社会に背を向ける必要ないのですね。

そういう意味では、堀江氏、革命児かもしれないけど、多少怪しげです。ま、その先を見通すセンスのよさは、たいしたものなのですけどね。

ちなみに、私は研究職一筋、そんな職場では、ラフなスタイルが一般的、まあ、出張するときなどは背広にネクタイ、なんですけど、普段は、まあ、ポロシャツに、寒ければ上着を引っ掛ける。「ネクタイなんぞ締めてる奴に、ろくな研究はできん」なんて言葉もよく聞くのですが、それもかなり正しい意見ではあります。

こういうスタイルは、社会に合わせますとの意思表明、他人と付き合うためには必要なことなのでしょうが、研究の肝は独自性、コレまでの社会にないものを作り出す。そんな世界で、他人に右にナラエ、じゃあろくなものが生み出せない。

ライブドアも、そういう意識でコレまでビジネスを大きくしてきたのでしょうが、これからは、多少の軌道修正、必要なのかもしれませんね。