ファインマンの「光と物質のふしぎな理論」を読む”に関する2件のコメント

  1. 伊藤 清世

    矢印の長さは確率を表示するが、矢印の向きは何を基準に決めているのかわかりません。
    時間経過なのか到達時間か?
    ご教授いただけると有り難いです。
    天文を趣味にしております。

    1. yuzo_seo

      記事の著者

      矢印の向きは、位相に相当し、これが「ぐるぐる回っている」のですね。この矢印が表しているのは、波動関数ですから。

      そして、スクリーン上の同じ位置に二つ以上の矢印(=光子)が照射された場合は、これをベクトル的に足し合わせる。すると、反対方向の矢印はキャンセルされて、干渉図形がそこに現れます。

      三角関数で表示すれば話は簡単なのですが、ここは、数式を出さずに、感覚的に把握させるためにこうしているのでしょう。

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